2017-12-07 第195回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
C型肝炎に感染をして劇症肝炎で死亡されたような場合、こういった方についてはこの救済特措法の対象になるのかどうか、そこをお伺いしたいと思います。
C型肝炎に感染をして劇症肝炎で死亡されたような場合、こういった方についてはこの救済特措法の対象になるのかどうか、そこをお伺いしたいと思います。
ただいま御質問いただきました劇症肝炎の方々につきましては、慢性C型肝炎に罹患した方には該当いたしません。また、慢性C型肝炎が進行して肝硬変若しくは肝がんに罹患されたと、又は亡くなったというところでは当てはまらないということになりますので、そこの部分での救済の対象にはならないということになります。
その中から条件によって選ばれた疾患が指定難病となるわけですから、そこの指定難病になったところで所得に合わせた助成が行われるという、こういうことなんですが、例えば以前、劇症肝炎ですけれども、先ほどの難病の定義というところからいきますと、長期療養が必要というところから当てはまらないということになりまして、自動的に難病ではなくなる、そうなりますと指定難病でもないということになる、こういうルールなんですが、
御指摘の劇症肝炎でございますが、今委員御紹介ありましたように、難病対策の見直しにより成立いたしました難病法におきましては、指定難病の要件である長期の療養を必要とするという要件を満たさなかったことから指定に至らなかったわけでございますが、平成二十六年末までに特定疾患治療研究事業の対象となっていた患者さんに対しては、激変緩和措置として引き続き医療費助成の対象としております。
議員の御質問を正しく理解してお答えをしているかどうかわかりませんけれども、思い当たるものがあるとすると、難治性肝炎のうちの劇症肝炎とか、あるいは重症急性膵炎というのが思い当たるんですけれども、これは私どもの理解としては、一般の肝炎や急性膵炎とは異なる病態とか、当然ですけれども診断、こういったものがある、異なる病態に着目してこういう区分をしているというふうに理解をしております。
○井坂委員 この劇症肝炎や重症急性膵炎、これも、異なる病態とおっしゃいましたけれども、多分、非常に曖昧な状況ではないかなと実際は思います。ゆめゆめ、こうした病気が今回の新しい見直しのときに、いや、これも肝炎の重いものだとか膵炎の重いものだということで、希少性要件を理由に指定から外れるなどという逆のこと、そういうことを意図して質問したわけではないですから、そのことはお願いをしたいと思います。
一人は、急性肝炎で入院してこられた五十歳の女性でありまして、劇症肝炎という状態になりました。意識がなくなり、人工呼吸器を装着して全力で治療に当たりました。多臓器不全という状態で、いつ亡くなってもおかしくないような状態でしたが、五十歳という若さもありますし、心臓は非常に元気で、人工呼吸器装着をずっと続けておりました。
そのときに血を大量に浴びて、劇症肝炎になりまして三日後に亡くなったという友人がおります。大変今でも残念な、非常に優秀な人でしたので残念に思っておりますし、また、私の同僚の医療従事者にも、患者さんからうつってしまった、B型及びC型の肝炎になられて今でも苦しんでいる、そういう人が数人もおります。
成人で来た場合には一%の劇症肝炎があるからこれを注意しろ、これになりそうだったらすぐ治療しないといけない。ところが、ほとんどの場合は自然と治るんだ、だから何も手を出すな、じっと見ておればいい、変なことをするとかえって慢性化すると。 といいますのは、戸田先生の御説明にありましたように、自分の免疫が働いてウイルスを排除しようとするから、ついでに肝細胞も壊れて肝炎を起こしているわけです。
劇症肝炎になりますと、劇症肝炎というのは死亡率が五〇%近くなっているんですが、B型肝炎が最も多いということです。 次に、いわゆる一過性のB型肝炎ウイルスに感染した場合にどうなるかということですが、感染をして、潜伏期は大体一カ月から六カ月、平均三カ月たちまして、全身がだるいとか食欲がないとか、そういうことで発症します。
例えば、今委員も御指摘ありました難治性肝炎のうちの劇症肝炎もそうでありますし、ベーチェット病、重症筋無力症、スモン、潰瘍性大腸炎等々でございまして、こういう特定疾患に該当するということになりますと、重症者は自己負担がない、低所得者、住民税が非課税の方も自己負担がない、この二以外については、所得と治療状況に応じた段階的な負担の軽減がなされている、こういうことでありますが、この特定疾患難病に該当するというためには
これ百二十三、病気を指定しておりますが、この研究事業とその中の四十五の疾患が特定疾患治療研究事業ということで取扱いをされて、今その難病対策事業が行われているわけでありますけれども、残念ながら、この肝炎の問題については、劇症肝炎はこの四十五の対象になっておりますけれども、いわゆる三百五十万人と言われている慢性の肝炎の患者の皆さん方に対してはそうした制度は全く適用になっておりません。
私の同僚の医師は、B型肝炎の患者さんですけれども、劇症肝炎の患者さんが食道静脈瘤という病態で吐血されるというときに、目から血が入って、劇症肝炎を起こされて亡くなったという方がいらっしゃいます。外科医でございますので当然肝がんの患者さんを手術いたしますが、そうすると、そのときに血液を介して感染をいたします。そうすると、それが後に肝がんになるんですね。
「対象疾患は、」ずっといろいろな症例を書いています、云々、劇症肝炎、「を含む。)である。」それで「なお、」のところを見ていただきたいんですね。一の下から三行目、「肝硬変に肝細胞癌を合併している場合には、遠隔転移と血管侵襲を認めないもので、肝内に径五センチ以下一個、又は径三センチ以下三個以内が存在する場合に限る。」
ところが、低額医療費であるから軽度だということでは実はないわけでありまして、風邪を引いたと思って病院に来ると実は肺がんだったとか劇症肝炎だったとか、そういうことはもう日常茶飯事なんですよ、医療の世界では。
例えば、次のような疾病、具体的に申しますと、大腸の疾患である潰瘍性大腸炎でありますとか、皮膚の疾患であります表皮水疱症、あるいは急性期の治療が主となります劇症肝炎や重症急性膵炎と、こういった内臓疾患と申しますか、あるいは皮膚の疾患と、こういったものにつきましては継続したリハビリテーションというものが医学的に有用であると必ずしも認められませんので除いておりますけれども、さっき言いましたような有用であると
こういうぐあいに、健康食品ですとかあるいはプロポリスを飲んで同じような症状が出たとか劇症肝炎に至ったとか、健康食品といえども、やはりこれから現場の薬剤師さんがしっかりと健康食品にも関して指導をなさる、薬だけでなくてそういうことも重要かなと思っております。
生体部分肝移植につきましては、原則十五歳以下の患者を対象として平成四年八月に高度先進医療が適用され、平成十年四月から保険適用されておるところでございますが、十五歳を超える患者の肝硬変、劇症肝炎につきましては、ドナーから肝臓を大きく切り取るなどの必要があり、保険導入、十年当時でございますが、そのときの症例数や成功数等を踏まえ、これまで課長通知におきまして十五歳以下の患者に限っておりました。
特に、平成十二年、おととしには、埼玉県で二十九歳の女性がお亡くなりになった、昨年の十一月には京都市で三十代の女性が劇症肝炎でお亡くなりになったということでありますけれども、これは私、一つ検証したいのは、このお亡くなりになった時点で本当に把握をしていれば、こういう商品に絡んでお亡くなりになったんだという商品名がその当時広く世間に知られていれば防げたんではないのかなということが、一つ大きな疑問として残るわけでございます
○肥田委員 厚生省は、昨日、痛風薬のベンズブロマロンとの因果関係を否定できない劇症肝炎の発生を報告されました。そして、緊急安全性情報を配布するよう企業に指示をされました。痛風は慢性的なものでありまして、薬剤の使用も長期にわたりますから、今後とも情報提供や服薬指導は極めて重要であると考えております。
○丹羽国務大臣 先般の、痛風治療薬のベンズブロマロンによって劇症肝炎が発生するおそれがあることにつきましては、既に製造業者に対しまして、緊急安全性情報を全国の納入医療機関へ直接配布するように指示をいたしております。配布が完了したことを厚生省に報告するように求めているところでございます。
ただ、今御指摘がありましたB型肝炎の感染につきましては、その中でも特にB型肝炎の母子感染の関係につきましては、キャリアの母親から生まれた小児がキャリアになる蓋然性が非常に高い、これは九五%以上と言われておりますが、かつまた、急性肝炎だとか劇症肝炎、肝臓がん等のハイリスク者になるという特性がございますことと、出産直後という感染時期が非常に特定でき、その直後のワクチン接種によってキャリア化を防止できるという
これは劇症肝炎で亡くなる例がちょくちょく出ております。一九九七年の十一月、去年の十一月に慌てて新しくこの医薬品の情報で添付書を書きかえております。この薬は前からGOT、GPTがこれを飲むと非常に肝機能障害を起こして数値が変わってきていたんですね。届け出がいろいろ出てきましたので注意を喚起したんでしょう。
それから劇症肝炎、これはもうどんな年齢でも起きるということでございます。その他、先天性の肝疾患は小児期でございます。 なお、海外に渡航して移植された患者さんの方々の平均年齢をとってみますと、心臓の場合は二十三・六歳、肝臓の場合は九歳ということでございました。
それが学会誌として登録されているかどうか、参考人の方はつまびらかでないとおっしゃるわけでございますが、この雑誌の中に、例えばクリスマシンの投与、肝硬変の患者に使う、あるいは劇症肝炎の患者に使うといったような使用経験、いわゆる治験例でございましょう、そのようなものが論文に出た。
○国務大臣(菅直人君) いわゆる第四ルートと言われますのは、血友病患者以外の方に非加熱製剤を使った結果エイズウイルスに感染をされた、そういうケースを言っているわけですが、具体的には新生児出血症あるいは劇症肝炎あるいは肝硬変等の疾患により凝固因子が欠乏した患者に対して非加熱の血液凝固因子製剤が投与されたために生じたものであります。